- 習慣が続かない
- 習慣を維持して人生を変えたい
- 簡単に習慣化できる方法は?
『習慣が9割』と言われるほど、人生は習慣の質によって大きく左右されます。
人生を変えたいけど、習慣を継続するのは難しいよ。。
実は多くの人が習慣に関する『あること』を勘違いしてるんだ。実際にあった面白い実験を紹介するね!
習慣を継続するには、人間の行動の仕組みを理解して、無理しないのが1番の方法です。
この記事を最後まで読めば、習慣化を成功させるコツを掴むことができ、人生を思い通りに動かせます。
ここからは、習慣を変えて人生を変えてきた僕がわかりやすく解説します。
習慣化に必要な2つの段階
習慣は、身につけるときと維持するときに必要な要素が異なります。
- 習慣を身につけるとき
⇨意志の力 - 習慣を維持するとき
⇨手軽さ
上記のように、習慣化は段階的に進み、6週目くらいで定着するかが決まってきます。
つまり、
最初は「意地でも続けるぞ」と自分に言い聞かせる意志力が必要。その後、身につく段階では意志力ではなく、手軽さが必要。
となるのです。
ご褒美は意味ない?
なにかを習慣化するとき、多くの人がやりがちなのが、「自分にご褒美をあげる」というものです。
それによってモチベーションを高め、習慣が途切れないようにするのが狙いですが、実は意味がありません。
僕も昔はよくやってたよ。でもこんな実験結果が出てるんだ。。
ハンドソープの実験
2016年にハーバードビジネススクールが行った研究で、
手を洗う習慣を身につけさせるにはどうすればいいのか?
という習慣化に関する実験を、3763人の子供を対象に3ヶ月間行いました。
実験内容
3763人、各世帯にハンドソープディスペンサーを配ります。
手をかざすだけで泡が出てくるやつだね!
そのうえで2つのグループに分けます。
- モニタリング (観察)
- インセンティブ (ご褒美)
そして、以下のように実験を続けていきます。
モニタリンググループ
モニタリンググループには、最初から手洗いの状況をチェックすると伝えます。
手洗い状況はディスペンサーに記録されていて、子供の手洗い状況に応じて、
- あなたは今週は◯回手を洗いました。
- 先週に比べて回数が少ないので、しっかり洗いましょう
という具合に、定期的に観察結果のレポートが届くようになっています。
一言でいうと、ちゃんと手を洗っているか監視されているグループです。
インセンティブグループ
インセンティブグループには、ちゃんと手を洗ったらお菓子などのご褒美を与えると伝えます。
相手は子供なので、「手を洗うだけでお菓子がもらえるなら、習慣化されるのでは?」といった具合です。
子供が相手だから、ご褒美をあげたほうが進んで手洗いしそうだけど、、結果はどうなの?
実験結果
3ヶ月後、
モニタリンググループの方が、インセンティブグループよりも、23%多く手を洗っていた。
という実験結果が出ました。
えー!意外!ご褒美グループのほうが多く手を洗ってると思ったのに!
実験はここで終了しましたが、本当に面白いのはここからだったのです。
実験終了後
習慣化に関するこのような実験はたくさん行われていますが、その多くは実験終了とともに効果がなくなります。
ですが、このハンドソープの実験では、モニタリンググループは実験終了後も習慣が続いていたのです。
反対にインセンティブグループのほうは、実験終了とともに、手洗いの習慣もなくなっていました。
つまり習慣を身につけるには、「ご褒美」よりも「観察」することが重要だとわかったのです。
面白い実験結果だよね!僕はこの結果を参考にして、次のように習慣を身につけているんだ!
よしきの経験談
僕は日々の習慣をノートに書き出して、毎日どれくらいできたかをチェックしています。
- 読書:本のタイトル
- 勉強:トピックのタイトル
- 運動:なにをやったか
- 瞑想:何分やったか
- 執筆:記事のタイトル
を簡単にノートに書いて、定期的に進展具合を確認します。
とても簡単な方法ですが、なにも記録していなかった頃に比べ、毎月の目標達成率が高くなりました。
箇条書きでもいいので、やってみることをおすすめします。
まとめ
- 習慣化にご褒美は意味ない
- 習慣化したいなら観察する
- その日にやったことをノートに記録するだけ
習慣に限らず、ちょっとした工夫が結果を大きく左右します。
これを読んでくれているあなたにも、なにか習慣化した経験があるはず。
受験勉強、部活、趣味、、なんでもいいです。
あなたの中には、必ず自分を変える力が眠っています。
いまは忙しい日々に飲まれて、忘れてしまっているだけ。
少しずつでいいので、一緒に思い出していきましょう。
本気で習慣を身につけるなら、以下のテクニックも必須です。