- 頼み事が断れない
- 頼み事を断ったら嫌われそうで不安
- 断る力を身につける方法ってないの?
断れない人は良い人に見えますが、そのままにしておくと他人に人生を使われてしまいます。
また頼みごとを引き受けちゃった。。断りたいのに勇気がでない。。
僕も昔は断れない都合の良い男だったんだ。でも断り方を覚えてからは、楽に生きれるようになったよ!
嫌われずに頼み事を断るためには、たった5つのことを意識するだけで大丈夫です。
この記事を最後まで読めば、断る力が身につき、自分の時間を取り戻すことができます。
ここからは、仲良い友達の結婚式ですら即答で断ってしまう僕がわかりやすく解説します。
頼みごとを断れない短所の末路
頼みごとを断れない人は、強いストレスを感じます。
断れなかったその瞬間だけ嫌な思いをするのではありません。
そのストレスは蓄積していき、長期間にわたってあなたのことを苦しめます。
でも良い人だと思われたいし。。
頼みごとを引き受けることで、良い人だと思われることはありません。
「都合の良い人」だと思われ、貴重な時間を他人に奪われ続ける羽目になるでしょう。
そんな人生、嫌すぎる。。でもなんで断ることって難しいんだろう?
それには、人間の脳の仕組みが関わっています。
頼みごとを断れないのは人間の本能?
人間はその昔、コミュニティに属しながら、まわりの人と協力して生き残ってきました。
いつ猛獣や敵に襲われるかわからない環境では、ひとりで生き抜くことは不可能だったのです。
そして脳の根本的な部分というのは、1万年前から変わっていないと研究者のあいだで言われています。
なので、頼みごとが断れないというのは、
人との繋がりがなくなったら生き残れないかも。。
という死のリスクを避けるために、脳が合理的に判断を下していると言えるのです。
つまり断れないのは、ある意味人間の本能ってこと?なんだかさらに断れなくなりそう。。
頼みごとを断れるようになると人生が変わる
とはいえ、頼みごとを断るためのメンタル作りは誰でも簡単にできます。
頼みごとを断れるようになると、
- 嫌な残業をしなく済む
- 自分の時間を確保できる
- あまり乗り気じゃない結婚式を断れる
のど、日常でかなりの威力を発揮します。
一度断ることに慣れてしまえば、自分がいままでいかにお金と時間を他人の頼みごとに費やしていたかがわかります。
頼みごとを断れる人になるための5つの秘策
- 重要性の確認
- メリットとデメリットを考える
- 即答をやめる
- 確実に断る
- 何度でも断る
以上、5つを順番にクリアしていけば、頼みごとを断れる強い人間になれます。
ひとつずつ詳しく解説します。
重要性の確認
シンプルに、「その頼みごとが自分にとってどれくらい重要か?」を考えます。
99%の人は、その頼みごとの重要性よりも、
この頼みごとを断ることで他人からどう見られるだろう?
ということを重要視します。
いま一度、自分の貴重な時間を割いてまで引き受けるべきかを真剣に自問自答してみましょう。
メリットとデメリットを考える
僕たちは頼みごとをされると、
- 断るデメリット
- 引き受けるメリット
を真っ先に考えます。
あれ?これだと引き受けるメリットばかりに目がいくから、断るっていう選択肢が自然に消えるね。。
これが多くの人が断れない最大の理由です。
なにか頼みごとをされたら、
- 断るメリット
- 引き受けるデメリット
も、しっかり考慮しましょう。
これだけで、「断ろう」と思える確率がグッと高まります。
即答をやめる
人間は、時間をおいて冷静に考えると、自分の素の気持ちが見えてきます。
なので、その場で即答せず、
「いま予定が不確定なので、1日もらっていいですか?」
と、時間をもらって冷静に判断しましょう。
対面だと断れないあなたも、LINEなどのテキストなら断りやすくなります。
自分がいかに何も考えずに引き受けていたかを思い知ったよ。。
上記の3つで、断るためのメンタル作りは問題ないはず!ここからは実際の断り方を2つ解説するね!
確実に断る
断り方に関しては無駄なテクニックなど不要で、これに尽きます。
とにかくスパッと、端的に断りましょう。
すみません。引き受けたいのですが、実はやらなきゃいけない仕事が溜まってて、早く終われば引き受けられるのですが、まだどうなるかわからなく。。
長い理由を並べる人が多いですが、言い訳だと思われて、逆に相手に悪い印象を与えてしまいます。
ごめんなさい。仕事なので無理です。
これでOKです。
遊びの誘いなどであれば、「誘ってもらえてすごく嬉しいのですが、ごめんなさい」と、誘ってくれたことへの感謝も加えましょう。
何度でも断る
一度断った後、
「頼む!お前以外、頼れないんだ!」
と、何度も頼まれてしまい、結局折れて引き受けてしまう人も多いです。
僕は完全にこのタイプだった。何回も頼まれると断りにくいんだよなあ。
ですが、これもダメなパターンです。
こちらとしては、相手のためという想いがあるかもしれませんが、
- なんだ、本当は平気だったのか
- こいつ、押せばいけるやつだな
と思われ、悪い印象を与えてしまいます。
一度断ったのであれば、何度も断る勇気を持ちましょう。
よしきの経験談
僕はかなりインドアな人間なので、「断れない=ストレス」に直結します。
- 遊び行こうよ
⇨ごめんブログ書きたいからやめとく - 飲み行こうよ
⇨ごめんいま禁酒してるからご飯なら - 結婚式きてほしい
⇨ごめん身内の結婚式以外は行かないことにしてるから
遊び、飲みの誘いに関しては適当な言い訳ではありません。
僕は習慣が途切れるのが嫌なので、「この日は作業する」と決めたら、それを最優先にします。
お酒も休日以外は飲まないように控えてます。
結婚式に関しては、大人数の場が苦手なので、地元の仲良い友達の結婚式ですら断ります。
あくまで、行けない誘いはキッパリ断るようにしてるだけだよ!行けるときは喜んで行くし、友だち大好き人間だからね!
よしきが断れる人間になったきっかけ
僕は元々、まったく断れない人間でした。
勇気を出して断っても、押されると折れてしまう。
そんな僕が変われたきっかけは、「引きこもりニート」の経験です。
仕事のストレスで入院して退職、その後、引きこもってた期間がありました。
そのときは本当に誰にも会いたくなくて、すべての誘いを断っていたのです。
そこで、
あれ?断っても怒られたりしないし、全然大丈夫じゃん!しかも生活がストレスフリーや!
ということに気づき、断ることの大切さを知りました。
いまでは「平気で断るキャラ」という認識も広まって、人間関係がかなり楽です。
まとめ
- 断れないと、長期的なストレスに悩むことになる
- 頼まれごとの重要性をしっかり考える
- 断るときは、キッパリと
それでも、
「もし怒られたり、嫌な思いをさせたらどうしよう?」
と悩む人もいると思います。
ですが、頼みごとを断ったくらいでヒビの入ってしまう関係性なんて、本当に重要ですか?
断って壊れる程度の人間関係なんて、どんどん壊しちゃいましょう。
人生は、荷物を抱えるゲームではありません。
どれだけ手放して、身軽に生きれるか。
その余白が、豊かな人生に大切なモノだと思っています。
焦らないで、少しずつ自分を変えていきましょう。
僕も一緒にがんばります。