- 英語の文法(グラマー)って必要?
- 文法(グラマー)がなくても話せる?
- 勉強するならどんな教材がおすすめ?
結論からいうと、英語を話すうえで文法(グラマー)は欠かせません。
とはいえ、英語初心者でも簡単に覚えられる中学レベルの文法(グラマー)で問題ありません。
この記事を最後まで読めば、文法(グラマー)の必要性が理解でき、おすすめ教材を参考にして英会話レベルを上げることができます。
「英語が話せるようになったらどんなことがしたいか?」をイメージしながら、最後まで読み勧めてみてください。
英語初心者こそ英会話には文法(グラマー)の基礎が必要
なぜ文法が必要なのかというと、文法と単語が英会話の土台になるからです。
つまり文法と単語がしっかりしていなければ、ちゃんとした英会話なんて到底成り立たないのです。
土台がしっかりしていない建物は、とても脆く崩れやすいですよね?
それとまったく一緒で、どれだけしっかりした土台(文法と単語)があるかによって、建物(英会話)の安定性が変わってきます。
英会話だけでなく、
- 字幕無しで映画を観たい
- 英語の本を読みたい
- 英語を使った仕事をしたい
など、英語の文法はさまざまな場面で必ず必要となるのです。
海外旅行に英語の文法は必要ない?
結論からいうと、海外旅行なら英語の文法を覚えてなくてもなんとかなります。
なぜなら、
- お店やレストランではほしいもの指差す
- タクシーの運転手には建物の名前を言うか地図を見せる
- ホテルではスマホで予約の画面を見せる
上記のように英語を話さなくても、これだけで食事、買い物、移動、宿泊のすべてができます。
とはいえ、すべてが順調にいくわけではありません。
英語の文法の必要性を感じた出来事
フィリピン留学の初日に、一切英語が話せない状態で空港内のファストフード店に行きました。
メニューに載っているチキンを指差しながら、取り憑かれたように「This」と繰り返した結果、出てきたのは『きのこの入ったハンバーガー』。
No!! This!! (チキンが食いたいのだ)
と、再度チキンの写真を指差しますが、レジにいる店員は爆笑しながら僕の顔を見るだけ。
恥ずかしくなって会計をしましたが、あとから値段を確認してみると、そのハンバーガーはメニューの中でも高めの金額に設定されている商品でした。
「This!!」しか言えない僕は、完全に舐められていたのです。
国や人によって違いますが、「こいつは簡単な単語しか話せない」と悟られると対応が変わる場合があります。
- 定価より高い金額でぼったくってくる
- タクシーなどがわざと遠回りをする
- 聞きたいことがあっても相手にしてくれない
などは、実際に僕が世界一周中に経験した話です。
英語の文法の必要性を感じた出来事2
フィリピン留学中、同じ語学学校に留学していた韓国人と仲良くなりました。
その人は、英語が全然話せない僕に対してとても優しく、なんとか伝わるように簡単な単語を並べながら雑談をしてくれました。
そんな彼に僕はただ「Thank you」と繰り返すばかり。
それまでは全然気にしていなかったのですが、「Thank you」の先が言えないことに、なんともいえないもどかしさを感じたのです。
ただ「ありがとう」だけでなく、
- あなたのおかげで理解できたよ!
- いつも楽しい会話してくれて嬉しい!
- いつか韓国に行くから案内してね!
と、ありがとうの先が言えたら、もっと感謝の気持ちを伝えられたのでは?
そんなことを後悔した覚えがあります。
外国人と交流をしたことがあれば、きっと同じような経験をした人もいますよね。
文法の知識で英語力が大きく成長
そんな悔しい想いをしてから半年後、僕はフィリピン留学で中学〜高校レベルの文法を身につけました。
そして、ワーホリを利用してカナダのバンフという街に住むことに。
フィリピン留学で文法の知識を学んでできるようになったことを挙げると、
- 「This!!」という一言でオーダーや買い物を済ませていた
➡「おすすめはなに?」、「これはどんな食べ物なの?」と質問をしながら選べるようになった - お礼は「Thank you」しか言えなかった
➡「ありがとう!お礼に一杯おごるよ!」、「ありがとう!あなたのことは忘れない!」など、感じている気持ちをしっかり伝えられるようになった
ほかにも、自分より英語が話せるドイツ人やチェコ人に仕事を教えたり、知らない人に声をかけて一緒に飲んだりできるように。
文法を身につけることで、「自分には無理だな、、」と思っていたことがどんどん叶いました。
ですが、難しい会話をしていたわけではありません。
それだけで海外で働きながら生活をして、世界中に友達を作ったり、世界一周に行けるようになったのです。
文法という土台の必要性を思い知らされました。
英語には文法の基礎が絶対に必要
英語、勉強、スポーツ、音楽、、、。
どんなことでも、基礎の必要性を見落としがちです。
それを考えて効率よく行動するのは、素晴らしいことです。
ですが、早く目標にたどり着きたいから基礎を疎かにすると、結果的に遠回りになってしまい、迷ってしまうことが多いです。
1日1ページでいいから、文法(グラマー)の勉強を始めよう!
- 英語がペラペラな人
- 一流のスポーツ選手
- 有名な料理人
上記の人たちは、しっかりとした基礎があるからそこにたどり着けたわけで、たどり着いた今もなお、基礎の必要性をしっかりと理解しています。
なぜなら、基礎がダメになるとすぐに転げ落ちてしまうことがわかっているから。
分野によって基礎の種類は違ってきますが、英語でいうところの基礎は間違いなく文法(グラマー)と単語です。
もしもあなたが、
- 英語を話したい
- 留学やワーホリに憧れる
- 世界一周してみたい
と思っているなら、いますぐ文法(グラマー)の教科書を買って、1日1ページでもいいから進めてみましょう。
文法(グラマー)はスキマ時間でも身につく
そんなあなたは、毎朝15分早起きをして、意味なくスマホを眺める時間を15分減らしましょう。
たったそれだけでも、1日1ページ文法を勉強する時間が確保できます。
英語初心者の文法にはマーフィーのケンブリッジ英文法
- 完全に英語初心者
- 自分に合った文法の教科書が見つからない
- なにから始めればいいかわからない
上記がひとつでも当てはまるあなたは、『マーフィーのケンブリッジ英文法』を買っておけば、まず間違いありません。
わかりやすい解説と穴埋め式の問題集で、文法の知識がない初心者でも、しっかり理解しながら進められる内容となっています。
ほかにも何冊か文法の参考書を試しましたが、上記のマーフィーのケンブリッジ英文法さえ手元にあれば文法の勉強は問題なくできます。
中学レベルの文法(グラマー)より一歩先に進みたいあなたは中級編を
中学レベルの文法の振り返りに加え、高校レベルの重要な文法も出てきます。
マーフィーのケンブリッジ英文法の初級と中級を頭に入れておけば、日常英会話の基礎ができあがります。
TOEICに関しても、2冊をマスターすれば600点は取れるくらいの基礎ができると言われているので、そこに単語力をつけていけば高得点も夢ではありません。
英語を身につけるには努力が必要
- 聞き流しで英語をマスター!
- 3日で英会話の達人に!
- 勉強しなくても身につく英会話!
上記のような広告に心を奪われ、普通に勉強するのが無駄に感じてる人もいるでしょう。
しかし、そんな方法はありません。
英語を身につける方法はただひとつ。
毎日こつこつと努力を継続する。
ただこれだけ。
これができたら英語に限らずなにをやっても成功します。
英語が話せるようになってる理想の自分を思い描いて、教科書を開いてみましょう。
僕たちは話す動物で、英語は言葉。
できないはずはないから。
英語の文法(グラマー)の必要性 まとめ
- 英会話を身につけるには文法が絶対に必要
- 中学レベルの文法で日常英会話は成り立つ
- 1日1ページでもいいから、継続する
英語の文法の必要性を伝えましたが、文法と同時に単語を覚える必要があります。
確実に英単語を定着させるおすすめ単語帳についてもまとめているので、併せて読んでもらえると英会話習得に一歩近づきますよ!