- 自分の強みを知りたい
- 成功者の特徴ってなに?
- 強みを簡単に診断できる方法ってない?
世の中の大半の人が、自分の強みを見つけられずにモヤモヤを抱えて生きています。
心理学を学んでいる僕が、科学的に最も信憑性の高いと言われている『ショートビッグファイブテスト』のやり方を解説します。
この記事を最後まで読めば、たった5分で自分の強みが把握でき、新しい一歩を踏み出すきっかけが手に入りますよ。
ショートビッグファイブテストとは?
心理学的に最も信憑性があるといわれる性格分析テストです。
人は自分の性格を表すときも、他人の性格を表すときも、言葉を使って表現しますよね?
短気、怒りっぽい、優しい、親切、冷たい、クール、、、
上記のような感じです。
そこで研究者たちは、
性格を表すあらゆる言葉を集めて分類すれば、人間の性格の種類を定義できるのでは?
と考えました。
そして性格を表す膨大な種類の言葉を集めて分類した結果、人間の性格は5つに定義できることがわかったのです。
それが「ビッグファイブテスト」と呼ばれるもの。
ですがビッグファイブテストは質問の量が膨大だったため、科学的根拠を失わないように簡略化しました。
それがこれから紹介する「ショートビッグファイブテスト」なのです。
ショートビッグファイブテスト たった10問の簡単な質問とは?
さっそく実際の質問を紹介します。
0:まったく当てはまらない
1:あまり当てはまらない
2:どちらでもない
3:やや当てはまる
4:完全に当てはまる
の5段階で点数をつけて、メモしておいてください。
- 初めての人に会うのが好き。会話が好きで、人と会うのを楽しめる
- 人に対して思いやりがあり、思いやりを行動に移せて他人を差別しない
- きっちりと物事をこなし、手際よく行動ができる
- いつも心配事が多く、不安になりやすく、気分の浮き沈みが多い
- 知的な活動が好きで、創造性と好奇心があり、新たなことを追求する
- 恥ずかしがり屋で、物静かで、人が多いパーティなどは苦手
- 思ったことをすぐ口にして、冷淡な面があり、他人に同情を感じない
- あまり考えずに行動し、さほどきっちり行動せず、ギリギリまで物事に手をつけない
- いつもリラックスしていて、めったに問題について悩まない
- 物事を現実的に考え、めったに空想などで時間を浪費しない
以上がショートビッグファイブテストの10の質問です。
ショートビッグファイブテスト 採点の方法
とても簡単な2ステップです。
まず1〜5の質問で答えた数字はそのままに、6〜10の質問で答えた数字のみを反転させてください。
- 4⇨0
- 3⇨1
- 2⇨2
- 1⇨3
- 0⇨4
という具合です。
そして、以下のように数字を足してください。
- 質問1の数字+反転させた質問6の数字=外向性
- 質問2の数字+反転させた質問7の数字=協調性
- 質問3の数字+反転させた質問8の数字=誠実生
- 質問4の数字+反転させた質問9の数字=メンタルの弱さ
- 質問5の数字+反転させた質問10の数字=開放性
これでショートビッグファイブは終了です。
ショートビッグファイブテスト 性格ごとの特徴とは?
外向性
- 点数が高い:人間関係が良くて年収も高くなりやすいとされています。
- 点数が低い人:内向的な性格となります。初対面の人とのコミュニケーションなどが苦手で、自分でじっくりと考えたいタイプです。
協調性
- 点数が高い:社会の中でうまく生きていけます。が、まわりの目を気にして大胆な行動が取りにくくなります。
- 点数が低い:まわりに流されにくい性格と言えます。
誠実性
- 点数が高い:人生において成功する確率が高くなります。
- 点数が低い:衝動的に物事の判断をしやすく、計画性や集中力も低い傾向にあります。
神経症的傾向
- 点数が高い:ストレスに弱く、メンタルが壊れやすい
- 点数が低い:ストレスに強く、あまり物事に動じない
開放性
- 点数が高い:創造性と好奇心が高く、クリエイティブで新しい挑戦が好き
- 点数が低い:保守的で挑戦などのリスクを避ける
自分の強みごとに向いている仕事、向いていない仕事
外向性が高い人
- 向いている:経済、法律、政治、医学
- 向いていない:芸術、人文
協調性が高い人
- 向いている:人当たりがいいので、なんでも向いている
- 向いていない:法律、ビジネス、経済
誠実生が高い人
- 向いている:コツコツ頑張れるタイプなので、比較的なんでもできる
- 向いていない:芸術、人文
神経症的傾向が高い人
- 向いている:芸術、人文
- 向いていない:経済、ビジネス
開放性が高い人
- 向いている:心理学、人文
- 向いていない:経済、光学、法律
成功する人が持つ強みの特徴とは?
- 外向性、誠実性、開放性が高い
- 協調生が低く、ナルシスト
- メンタルはとにかく強い
コミュ力が高いので誰とでもすぐに仲良くなり、自己コントロールがうまくコツコツ物事をこなせる。
そのうえ好奇心が強くて創造性が豊か。
ナルシストは言い換えれば自分に自信があるということなので、ある程度はOK。
協調性が低いとわがままなのですが、成功するには自分の決めたことは曲げない頑固さが必要。
メンタルは少しのことでは折れない。
上記が成功者に共通している要素という研究結果も出ています。
オールマイトやん、羨ましい。。僕の診断結果はというと、、
よしきの診断結果
- 外向性:3
- 協調性:3
- 誠実生:4
- メンタルの弱さ:7
- 開放性:6
でした。
- 外向性:人見知りで初対面の人とのコミュ力はかなり低いです。大勢のパーティなどは嫌いで、なるべく静かに過ごしたいタイプ
- 協調性:わがままであまり他人に流されることはない
- 誠実性:「これ!」って決めたことはわりとコツコツ頑張るけど、飽きたら最後もう見向きもしない
- メンタルの弱さ:激弱です。すぐに「自分なんて、、」ってなります。でもそれが心理学や脳科学を勉強するきっかけになったので、感謝してます
- 開放性:ひとりで世界一周するくらいには好奇心あります。あと常にいろんなことを想像してます
文章が写真などクリエイティブなことが得意で、流されにくく集団に属すことが苦手なので、かなり的を得ている!
ショートビッグファイブテスト まとめ
- 強みがわからないと、やりたいことが見つけにくい
- ショートビッグファイブテストで、簡単に強みがわかる
- 実際にやってみた結果、かなり信憑性の高いテストだといえる
世界中の頭の良い研究者が、「現時点で最も信頼できる強み診断」と太鼓判を押すショートビッグファイブテスト。
自分らしく生きていくには、自分の強みを知っておくことが必要不可欠です。
たった10問、しかも無料でできるので、これからの人生への投資だと思って、自分と向き合う時間を取ってみては?