- ネガティブな性格に悩んでる
- ポジティブになれなら自分が嫌い
- ネガティブを強みにする方法ある?
ネガティブな性格をそのまま放置しておくと、せっかくの人生がどんどん暗くなってしまいます。
そんなことわかってるよ。。ネガティブな自分を変えてポジティブになりたい。。
実はね、「ネガティブな人が無理にポジティブになるのは危険なのでは?」という研究結果があるんだ。この記事はネガティブな人は読んで損ないよ!
ネガティブな性格は無理に治すのではなく、ネガティブなまま活かすことができます。
この記事を最後まで読めば、ネガティブをプラスの力に変える方法がわかり、ありのままの性格で楽しい人生が送れるようになります。
心理学を学んで、ネガティブな性格とうまく付き合っている僕がわかりやすく解説します。
無理にポジティブになるのは危険
あなたにはこんな経験はありませんか?
ネガティブな感情を消そうとして、無理にポジティブな人や言葉、音楽に触れて気分を上げようとする。
僕はもうめちゃくちゃあります。
でも実はこれ、逆効果になっているのです。
なぜなら、
自分の中のネガティブな感情は、外部のポジティブなものに触れるほど際立ってしまい、抑え込もうとするとどんどん増幅してしまう
からです。
つまり、ネガティブな人が無理にポジティブになろうとすると、よりネガティブになり、負のスパイラルから抜け出せなくなります。
インスタとかで他人のキラキラした投稿を見ると落ち込んでしまうのもそういう理由だったのか。。じゃあネガティブな人がポジティブになる方法はないってこと、、?
ネガティブな性格はメリットになる
結論からいうと、ポジティブになる必要はなく、ネガティブな感情のうまい使い方を覚えればいいのです。
実は、
ネガティブな感情自体は悪いものではなく、ほとんどの人がその使い方を間違えている。ネガティブの上手な使い方を学べば、大きなプラスの力になる。
という研究結果が出ています。
具体的な実験が以下です。
ゲームの実験
ある2つのグループに、イライラしやすいシューティングゲームをやってもらいました。
- グループAにはなにも伝えない
- グループBには、「怒りなどのネガティブな感情には集中力を高める効果がある」と伝える
すると、前提条件のないグループAに比べて、グループBのほうがイライラしたときに集中力が上がったのです。
この実験結果が示すのは、「怒りは集中力を高める」という前提条件によって、ネガティブな感情が武器になったということ。
つまりネガティブな感情そのものが悪いのではなく、感情をどう解釈しているかによって成果が変わるってことだね!
ネガティブな感情の強みとメリット
とはいえ、ネガティブな感情になると行動力が落ちることは確かです。
しかしそのかわりに、分析力が高くなります。
「ネガティブな感情に襲われたときに無理にポジティブになるのは逆効果」と、先ほど解説しました。
なのでネガティブなときは良い意味で行動することを諦め、情報収集などのインプットの時間にしましょう。
誰でも簡単に対処できる秘策があるから紹介するね!これを覚えておくだけで、ネガティブな感情に潰されることは滅多になくなるよ!
ネガティブな性格をうまくメリットにする秘策
非常に簡単です。
「ネガティブな感情に襲われたら本を読む」というふうに、ネガティブな感情の矛先を決めておく。
これだけでネガティブな感情とうまく付き合うことができます。
なぜかというと、人間の脳は同時にふたつのことに集中できないからです。
どういうことか?アメリカの心理学者、ダニエル・ウェグナーの有名な「シロクマ効果」を例に出してわかりやすく解説するね!
シロクマ効果と回避する方法
ある3つのグループに、同じ内容のシロクマの映像を見せます。
映像を見せ終わった後、
- グループA:シロクマのことを覚えといてください
- グループB:考えても考えなくてもどっちでもいいです
- グループC:絶対にシロクマのことを考えないでください
という指示を出しました。
そして一定の期間を空けてから、「シロクマの映像の内容をどれくらい覚えているか?」を全員に調査すると、グループCの人たちが1番鮮明に覚えていたのです。
これをネガティブな感情に置き換えたのが以下です。
シロクマ効果を回避する簡単な方法
シロクマ効果を回避する簡単な方法があります。
それは、シロクマのことを考えている人に対して「青いキリンのことを考えてみて?」と投げかけるのです。
するとその人は青いキリンのことを考え始め、その間はシロクマについて考えられなくなります。
“青いキリン”の部分はなんでもいいよ!ここで言いたいのは、『人間の脳は同時にふたつのことに集中できない』ということ!
この性質をネガティブな感情に使うと、
- ネガティブな感情になる
- ネガティブなことを考えないようにする(シロクマ効果)
- 無理に考えないようにするのではなく、ほかのことに集中する(読書や運動など)
- 脳は同時にふたつのことに集中できないので、自然とネガティブな感情から離れられる
- 「ネガティブになったら読書をする」というルールを作れば、ネガティブな感情を自己成長に繋げることができる
となります。
よしきの経験談
実験の話が多くて少し疲れちゃったかな?ここまで読んでくれてありがとう!最後に僕がやってるめちゃシンプルな方法を紹介して終わるね!最初からそうしろって?やかましいわ!
僕がやっている方法は、If-thenプランニングです。
非常に簡単で、
- (If)ネガティブになったら、(then)読書をする
- (If)ネガティブになったら、(then)感情を紙に書く
- (If)ネガティブになったら、(then)筋トレする
というふうに、ネガティブな感情になったときの行動をあらかじめ決めておくだけ。
If-thenプランニングは心理学的にメンタル改善に最も効果のあるテクニックと言われているので、取り入れてみては?
詳しくは【簡単に習慣化できる】If-thenプランニングのやり方で解説しています。
ネガティブな性格はメリットになる まとめ
- 無理にポジティブになるのは危険
- ネガティブな感情は人生を良い方向に変える武器になる
- If-thenプランニングでネガティブとうまく付き合える
ここまで読んでくれたあなたは、きっと自分のネガティブな性格をたくさん責めて、傷ついて、しんどい思いをしてきたと思います。
僕も昔はネガティブな自分が大嫌いで、人生が良くなるなんて1mmも思えませんでした。
正直、いまでもけっこうネガティブです。
しかし上手い付き合い方を学んで実践してから、ネガティブな性格が強みのひとつになり、読書や運動を習慣化に活かすことができています。
ネガティブな感情そのものが悪いのではなく、感情をどう解釈しているかによって成果が変わるってことは考えないでね!(シロクマ効果)
無理に変わらなくて大丈夫、ネガティブな性格もあなただけの個性だから。
個性は必ず輝かせることができます。
そのために、これからもあなたの役に立つ情報をたくさん発信していくので、たまにここへ帰ってきてください。
いつでも背中を押します、一緒に頑張りましょうね。