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    【おすすめ】アルケミストの名言まとめ【人生が変わる本】

    砂漠をラクダに乗った人たちが歩いている

    たまごの中の人

    人生が変わるようなおすすめの本が知りたい。。

    人生を変えるきっかけとして、読書が思い浮かびますよね?

    読書しない人は、人生を変えるチャンスを毎日ドブに捨てているのと同じくらいもったいないです。

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    僕は人生について悩んだとき、必ず”アルケミスト”という本を読み返すよ。名言だらけで、全世界でも大人気の本なんだ!

    やりたいことがあったはずなのに、他人の目を気にして、流され、夢を忘れてしまったあなたに読んでほしい1冊です。

    この記事では、アルケミストに出てくる名言とともに、僕の経験談も紹介していきます。

    【アルケミストってどんな本?】

    あらすじ

    「エジプトのピラミッドに来れば、隠された宝物が発見できる」という夢を見た羊飼いの少年サンチャゴ。少年はその夢を信じ、宝が隠されているピラミッドを目指して、アフリカの砂漠を越えていく物語

    さまざまな出会いと別れを経験し、少年は少しずつ人生の知恵を学ぶのですが、このアルケミストという本にはたくさんの名言が出てきます。

    僕自身も人生のバイブルの1冊として、世界一周にも持っていったほどです。

    ネタバレにもなってしまうので、嫌な人は先に本を読むのがおすすめ。

    【アルケミストの名言1】

    「人は人生のある時点で、自分に起こってくることをコントロールできなくなり、宿命によって人生を支配されてしまうということだ。それが世界最大のうそじゃよ」

    ある時点というのは、「大人」になったときのことを指しているように思えます。

    そして「宿命」というのは、「周りの目」や「固まってしまった価値観」のこと。

    「やりたいこと」があるのに自分の意思でそれを追いかけることができなくなり、結局「周りの目」や「固まってしまった価値観」に飲み込まれてしまう。

    「大人になったらそれが当たり前で、そうしないと世間が認める立派な人間にはなれない」

    ほとんどの大人がなんの疑いもなくそう思っているけど、実はそれは大きな「うそ」だということを教えてくれている気がした。

    それが次の名言に繋がります。

    【アルケミストの名言2】

    少年は人の「運命」がどういうものかわからなかった。

    「おまえがいつもやりとげたいと思ってきたことだよ。誰でも若い時は自分の運命を知っているものなのだ。

    まだ若い頃は、すべてがはっきりしていて、すべてが可能だ。

    夢を見ることも、自分の人生に起こってほしいすべてのことにあこがれることも、恐れない。

    ところが、時がたつうちに、不思議な力が、自分の運命を実現することは不可能だと、彼らに思い込ませ始めるのだ」

    子供の頃は、やりたいと思ったことに対してとても素直で、どんな夢でも叶うと信じていた。

    • 宇宙飛行士になりたい
    • 好きなあの子をお嫁さんにしたい
    • ヒーローになって悪いやつをやっつけたい

    周りの目を恐れずに、その全部を叶えたいと口に出して願った。

    自分がどうすれば楽しく生きれるのか、自分にとっての「運命」を知っていたのです。

    だけど大人になるにつれて「周りの目」や「固まってしまった価値観」が、

    • 夢は叶わない
    • 自分らしく生きることはできない

    という「うそ」を植えつけてしまう。

    【アルケミストの名言3】

    「自分の運命を実現することは、人間の唯一の責任なのだ。すべてのものは一つなんだよ。おまえが何かを望む時には、宇宙全体が協力して、それを実現するために助けてくれるのだよ」

    「自分の人生を生きたいように生きる」、それが人間としての責任。

    そして、「やりたいことや夢があるなら口に出したほうがいい」と成功者は口をそろえて言いますが、それが上記の名言を表しています。

    「自分の夢に向かって本気になれば、絶対に周りの人が助けてくれる」

    これはなにかに向かって努力をしたことがある人なら、体感しているでしょう。

    【アルケミストの名言4】

    「結局、人は自分の運命より、他人が羊飼いやパン屋をどう思うかという方が、もっと大切になってしまうのだ」

    まさに、「世間体を気にして動けなくなってしまう僕たち」を表す名言です。

    世間の目を気にして諦めてしまった夢、やりたいこと、あなたにはいくつありますか?

    【アルケミストの名言5】

    少年は風の自由さをうらやましく思った。

    そして自分も同じ自由を手に入れることができるはずだと思った。

    自分をしばっているのは自分だけだった。

    風の自由さを羨ましく思う少年サンチャゴですが、ここで大事なことに気づきます。

    「自分をしばっているのは自分」

    「世間体」や「価値観」を理由にして、自分の生き方を縛ってしまうのは、ほかでもない自分自身なのです。

    あなたが「やる」と決めればそれはできるし、「できない」と思えばできない。

    いまあなたが持っている不満や環境は、あなた自身が積み重ねてきた「できない」という選択の結果なのです。

    【アルケミストの名言6】

    『幸福の秘密とは、世界のすべてのすばらしさを味わい、しかもスプーンの油のことを忘れないことだよ』」

    人間は欲深いから、どんどんすばらしいモノがほしくなる。

    • 大きな家
    • 高級な車
    • ブランド品
    • 名声や肩書き

    そんな、誰もが羨ましがる生活に「幸せのすべてがある」と勘違いしてしまうのです。

    いま自分が持っているものをもう一度よく見てください。

    家族、友達、環境、仕事、趣味、、。

    もしかしたらそこにかけがえのない幸せを発見することができるかも。

    【アルケミストの名言7】

    彼は自分のことをどろぼうに会ったあわれな犠牲者と考えるか、宝物を探し求める冒険家と考えるか、そのどちらかを選ばなくてはならないことに気がついた。

    「僕は宝物を探している冒険家なんだ」と彼は自分に言った。

    どろぼうに遭って全財産を失ってしまったサンチャゴの心境をあらわす名言。

    いまの自分のことを「ポジティブ」に捉えるか、「ネガティブ」に捉えるかは自分次第。

    僕はいまフリーランスとして毎日執筆をしていますが、うまくいかないことのほうが圧倒的に多いです。

    「自分にはなにもない」と思って、1日中なにも手につかない日もあります。

    だけど、「なにもないぶん、これからどうにでも人生を変えていける」と自分に言い聞かせ、なんとか毎日踏ん張っています。

    いまの自分をどう捉えるかによって、1年後の自分の姿も変わってくるはず。

    【アルケミストの名言8】

    僕はいつでも戻って羊飼いになることができる、と少年は思った。

    僕は羊の世話の仕方を知っているし、それを忘れることはない。

    しかし、エジプトのピラミッドに行くチャンスは二度とはないだろう。

    これはアルケミストの中でも特にお気に入りの名言のひとつです。

    例えば、「やりたいことがあるのに、仕事が辞めれない」というのは、多くの人が抱える悩みでしょう。

    そんなときはこの名言を自分に言い聞かせてください。

    仕事なんていつでも探せます。

    幸運なことに、日本に生まれた以上は野垂れ死ぬことはありません。

    でも、あなたが思っている「やりたいこと」はいましかできないかもしれません。

    この先何十年と生きる人生の中で、二度とこないかもしれないチャンスを掴みにいかないのはもったいない。

    自分の人生を諦めて、残りの人生を死んだように生きていくことを自分で決めてしまったのと同じです。

    【アルケミストの名言9】

    決心するということは、単に始まりにすぎないということだった。

    決心するということは、まるで、急流に飛び込んで、その時には夢にも思わなかった場所に連れてゆかれるようなものなのだ。

    宝物を探しにゆこうと決心した時、僕はクリスタルの店で働くことになるなんて想像もしなかったもの、と彼は思った。

    そしてこのキャラバンに加わると決心したけれど、それがどこに行きつくのかは、僕にとってはまったくの未知なのだ。

    いま振り返ると、まさにこの名言のとおりだなと思う経験があります。

    僕は24歳のときに「フィリピン留学に行く」と決心したのですが、そのときは1年後の自分がどこでなにをしているかなんて想像もできませんでした。

    しかしフィリピンの後にワーホリでカナダへ行き、世界一周をして、帰国してゲストハウスの支配人になり、いまはフリーランス。

    まさにフィリピン留学はゴールではなく始まりで、そのときには想像もしていなかったことをたくさん経験して、たくさんのやりたいことが見つかりました。

    いま目の前にあることが、なにに繋がるのかは時間が経たないとわかりません。

    「いまやっていることの答え合わせは、いまできない」

    僕の座右の銘ですが、きっとあなたの心にも響くはずです。

    【アルケミストの名言10】

    「私は食べている時は、食べることしか考えません。

    もし私が行進していたら、行進することだけに集中します。

    もし私が戦わなければならなかったら、その日に死んでもそれはかまいません。

    なぜなら、私は過去にも未来にも生きていないからです。私は今だけにしか興味を持っていません。

    もし常に今に心を集中していれば、幸せになれます。

    砂漠には人生があり、空には星があり、部族の男たちは人間だから戦う、ということがわかるでしょう。

    人生は私たちにとってパーティであり、お祭りでもあります。

    なぜなら、人生は、今私たちが生きているこの瞬間だからです」

    僕たちは過去にも未来にも生きていない。

    いまこの瞬間が人生そのもの。

    過去を悔やむんじゃなくて、未来を心配するんじゃなくて、いまを見つめることで幸せになれるという名言です。

    【アルケミストの名言11】

    傷つくのを恐れることは、実際に傷つくよりもつらいものだと、おまえの心に言ってやるがよい。

    夢を追求している時は、心は決して傷つかない。

    それは、追求の一瞬一瞬が神との出会いであり、永遠との出会いだからだ」

    「夢を追求する一瞬一瞬が神との出会いだ」と少年は自分の心に言った。

    「僕が真剣に自分の宝物を探している時、毎日が輝いている。

    それは、一瞬一瞬が宝物を見つけるという夢の一部だと知っているからだ。

    本気で宝物を探している時には、僕はその途中でたくさんのものを発見した。

    それは、羊飼いには不可能だと思えることに挑戦する勇気がなかったならば、決して発見することができなかったものだった」

    例えば、仕事を辞めてやりたいことに一歩踏み出したとして。

    そのとき周りの人に笑われるかもしれないけど、やりたいことを諦めて抜け殻のように生きていくほうがもっともっと辛いし、後悔するはず。

    やりたいことに向かって自分の人生を歩む毎日は本当にかけがえのないものです。

    そしてその途中で出会う人やモノも夢の一部だし、一歩踏み出さなかったら出会えなかった奇跡。

    僕は世界一周という夢の達成よりも、その過程で出会った人や景色のほうがかけがえのない宝物だと思っています。

    【アルケミストの名言12】

    「地球上のすべての人にはその人を待っている宝物があります」と彼の心は言った。

    「私たち人の心は、こうした宝物については、めったに語りません。

    人はもはや、宝物を探しに行きたがらないからです。

    私たちは子供たちにだけ、その宝物のことを話します。

    そのあと、私たちは、人生をそれ自身の方向へ、それ自身の宿命へと、進んでゆかせます。

    しかし不幸なことに、ごくわずかの人しか、彼らのために用意された道──彼らの運命と幸せへの道を進もうとしません。

    ほとんどの人は、世界を恐ろしい場所だと思っています。

    そして、そう思うことによって、世界は本当に恐ろしい場所に変わってしまうのです。

    ですから、私たち人の心は、ますます小声でささやくようになります。

    私たちは決して沈黙することはありませんが、私たちの言葉が聞こえないように望み始めるのです。

    自分の心に従わないばかりに、人々が苦しむのを、私たちは見たくないからです」

    心が語りかけてくる場面。

    人間には必ずやりたいことがあって、その人が歩みたいと思う人生が絶対にある。

    本当はみんな自分の心の声がわかっているのに、ソレとは違った道を進んでしまい、結果苦しんでしまう。

    自分の心の声に従った道を歩かなきゃダメだと思わされる名言です。

    【アルケミストの名言13】

    「おまえが自分の内にすばらしい宝物を持っていて、そのことを他の人に話したとしても、めったに信じてもらえないものなのだよ」

    やりたいことや夢は笑われるものだと思っておけば、行動しやすいですよね。

    【アルケミストの名言14】

    「しかし夢の実現を不可能にするものが、たった一つだけある。

    それは失敗するのではないかという恐れだ」

    これはもうそのままです。

    あれこれ言い訳を作るのが得意な僕たちですが、その本質は「失敗するかも、、」というたったひとつのことだけです。

    これを考えないようになれれば、どんなことにも挑戦して人生を変えていけますよ。

    【アルケミストという本を旅に出した話】

    男性がホワイトボードを持って笑っている

    僕が世界一周をしているとき、アルケミストを愛している同い年の男の子と南米で出会いました。

    その男の子とは3ヶ国ほど一緒に旅をしてチリで別れたのですが、「アルケミストを旅させよう」というおもしろい話に。

    簡単に説明すると、その子が持ってきていたアルケミストに名前を書き、旅先で出会った人に渡す。

    そして受け取った人が読んだら名前を書いて、また次の人へ、、、。

    こんな感じで、「いつかそのアルケミスト受け取った人に出会えたら楽しいね」なんて会話をしたことを覚えています。

    僕が最後に渡したのはキューバで宿が一緒だった人で、その人はメキシコで出会った旅人にアルケミストを渡してくれたそうです。

    その後の行方はわからないけど、きっと僕の代わりにどこかを旅していると思います。

    もしも「読んだよ!」という人がいたら教えて下さい、乾杯しましょう。

    【アルケミストの名言 まとめ】

    アルケミストは人生を変える名言の宝庫だから必読です

    僕の人生に大きな影響を与えてくれた大好きな本。

    もっと人生の知恵を学びたい人はぜひ手にとって愛読してみてください。