- 何事もすぐに諦めちゃう
- 諦め癖のある自分が嫌い
- どうやったら諦めない性格になれるの?
諦めることが癖になっている人は、自分を責めて自己嫌悪になってしまう確率が高いです。
何事もすぐに諦めてしまう。。諦め癖を直したい。。
実は諦めることは悪いことじゃないんだ!むしろプラスに働く場合も多いよ!
やりたいことを諦めるのはもったいないですが、そのための手段を諦めることは新しい道に繋がる可能性があります。
この記事を最後まで読めば、諦めることの良さが理解でき、諦め癖を責めて自己嫌悪になることを避けられます。
ここからは、諦め癖があるあなたに向けて、「諦める力」という名著から解説します。
「諦める」という言葉の意味
あなたは「諦める」という言葉を聞くとどんなイメージを持ちますか?
たぶん多くの人は、
- なにかを辞めること
- 自分の力不足
- 叶わない夢
など、少なからずネガティブな印象を持っているはずです。
たしかに辞書で確認してみると、
見込みがない、仕方がないと思って断念する
と書かれています。
ところが、「諦める」という言葉の語源には違った意味がありました。
「諦める」という言葉の語源
それは「明らめる」というもの。
僕はこれを、
「諦める」とは、なにかに挑戦したけど自分には向いていなかったと「明らかになった」こと
というふうに理解をしています。
だから「諦める」ことは全然ネガティブなことではなくて、
自分に向いていないことが明らかになったから、また別のことに挑戦してみよう
と思えるポジティブなもの、一歩進むために必要なものだと思うんです。
よしきの諦めた経験談
僕自身、なにかを諦めることが多くて、昔は「自分はなにをやってもダメだ」と思い込んでいました。
しかしそれを繰り返していくうちに、自分の人生から自分には合わないものがどんどん減っていき、自分がやりたいと思えることだけが手元に残ったのです。
そうなったときに初めて、
ああ、諦めることは「自分に合わないことはやらない」という選択に過ぎないんだな!
というふうに思えるようになって、ネガティブなイメージがなくなりました。
すると挑戦することが怖くなくなり、自然と行動力も上がっていきました。
「諦める自分」に対する罪悪感や嫌悪感も消え、いまは生きることがすごく楽です。
目的を諦めなければ手段は諦めてOK
だけど、どうしても諦めたくないことがあるんだ。。
なんて人もいますよね。
そんなときに確認してほしいことが、
ということ。
英語を身につけたいけど仕事があるから留学に行けないし、英会話教室に通う時間もない
という人は、
- 目的:英語を身につける
- 手段:留学や英会話教室
です。
目的と手段を見極めよう
上記をふまえたうえで、留学や英会話教室という手段を諦めたとしましょう。
しかし目的を諦めない限りは、
- スキマ時間に自習する
- 自宅でできるオンライン英会話を利用する
など、ほかの手段を見つけることができます。
諦めることに恐怖を感じる人はここの考え方を間違えていて、「英語を身につける」ではなく、「留学や英会話教室」そのものが目的になっている可能性が高いです。
なので、諦めたらすべてが終わってしまうと感じてしまう。
実際は手段なんて無数にあるから、目的さえ諦めなければ、そこにたどり着くことはできるんです。
諦めるとできることが深まる
とはいっても、「いろんなことに挑戦しても、諦めることが多かったら心が折れてしまいそう」という意見もあると思います。
それはこういうふうに考えてみてください。
できないことが増える
=できることの選択肢が狭くなる
だからそのぶん、できることに力を注げる時間が増えて、結果的にできることが深くなる。
簡単にいうと、「広く浅く」ではなく、「狭く深く」なにかができる人になれるということ。
多くの人は、「たくさんのことができないとダメ」だと思い、できないことが増えると自分に絶望して、いずれ挑戦をやめてしまう。
そうじゃなくて、「自分にできないことがわかったから、もっとほかのことに時間を使える!ラッキー!」くらいに考えればいいんだよ!
そうやってたくさんのことを「諦める」ことで、自分が本当にやりたいことが見えてきて、それに集中できるようになります。
まとめ
- 「諦める」という言葉の意味
- 目的を諦めなければ手段は諦めてOK
- 諦めるとできることが深まる
たくさん諦めるということは、新しいことにたくさん挑戦したということ。
まずはそんな自分を褒めてあげてください。
自分を信じることを諦めなければ、人生はいつからでも切り拓いていけるから。